アピストグラマ クランデリ Apistogramma kullanderi
アピスト インフォメーション (Apisto Information)
名 称 | アピストグラマ クランデリ |
学 名 | Apistogramma kullanderi |
記 載 者 (記載年) |
Varella & Sabaj Perez (2014) |
記 載 国 | ブラジル |
記 載 地 | クルア川 (Rio Curua) 水系 Curuzeiro do Sul近郊 Igarape Formoso |
AG コメント | 本種は、学名記載に使用された写真が公開された際、世界中のアピストマニアを驚かせ、ビッグニュースとなった事も記憶に新しいですね。 そして、本種獲得のために色々な採集部隊がチャレンジしましたが、奥地のためかなかなか採集に成功しても輸送に失敗する等、なかなか輸出には至りませんでした。 しかし、ブラジルで開催されたリオ オリンピックにより地方への道路整備がされたためなのか、採集成功の機会が多くなったようです。 また、見た目やその大きさからアピストらしくない外観ですが、分類学的にはアピストの特徴(背鰭の刺条15本、尻鰭の刺条3本等)を持ち合わせているため、アピストグラマに属しています。 余談ですが、この分類により学名が変わった種や、とても似ているのにアピストグラマとは区別されている種もいます。 その代表がラミレジで、現在はミクロゲオファーガス ラミレジですが、最初はアピストグラマとして記載され、以下のように変化してきました。 Apistogramma ramirezi ↓ Papiliochromis ramirezi ↓ Mikrogeophagus ramirezi アドケタも最初はナンナカラに属していましたが、現在では分類され、イヴァナカラ アドケタと変わりました。 クランデリをはじめ、クルア川流域に生息するアピストは少し変わっているので、いつか変わるかもしれませんね。 |
グループ | A. regani-Group A. kullanderi-Complex |
近 縁 種 | A. eleutheria、sp. GigasU |
入荷状況 | 2015年9月に日本初入荷。 それ以降、入荷があっても数年に1回程度で、数年来ない場合もあります。 |